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【2024年最新】freee人事労務 初期設定(手当・控除)
freee人事労務を使って給与計算をしたい「小規模事業者かつfreee初心者」向けに「必要最低限の初期設定」を解説します。お手元にパソコンをご用意の上、お読みください。
※この記事は「【2024年最新】freee人事労務 初期設定(従業員)」の続きです。必要に応じてご参照ください。
この記事では「設定」欄にある、「その他手当」「その他控除」の登録方法ついて解説します。
残業代は従業員の月給(手当、控除を考慮した額)を、時給に置き換えて計算し、支払います。そのため、手当・控除の設定を間違えると、連動して残業代の計算も誤ってしまいます。残業代の未払いは、従業員とのトラブルに発展することがあり、会社の信用問題にも関わります。
従業員と結んだ労働条件を守るためにも、就業規則をご参照の上、設定しましょう。
1.手当
①「設定」→「その他手当」→「新規作成」を開く
会社によって様々な手当てがあるため、就業規則などを参考に設定しましょう。
ここでは、よくある項目例として「資格手当」「家族手当」を登録します。
★担当者POINT
通勤手当は後ほど入力するため、ここでは入力しません。
②法律に定められた以下の手当について画像の通りに入力します。
①住宅手当
②家族手当
③別居手当
④子女教育手当
⑤臨時に支払われた手当(見舞金など)、
⑥1か月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)
★「割増賃金の基礎」
→法制度上原則「含める」を選択しますが、家族手当、通勤手当、別居手当等の一部の手当は計算に含めない処理も認められています。ご自身で判断が付かない場合には、厚生労働省のホームページを参照するか、お近くの社労士にご相談ください。
★「勤怠控除の基礎」
→割増賃金と同じ設定を行います。
それ以外の手当て(会社の就業規則で独自に定めたもの)は以下の画像の通りに入力します。
2.控除
社会保険以外に特別に控除を設定したい場合にのみ、登録します。
「設定」→「その他控除」→「新規追加」
3.手当と控除を従業員情報に反映させる
「従業員情報」→「手当/控除」→「金額入力」
ここで、通勤手当を各社の規程にしたがって入力しましょう。