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【2024年最新】freee人事労務 マニュアル(従業員)
freee人事労務は法改正に合わせて自動アップデートする、給与計算クラウドです。例えば、6月から始まる「定額減税」にも対応可能です。
freee人事労務を使って給与計算をしたい「小規模事業者かつfreee初心者」向けに「必要最低限の初期設定」を解説します。手元にパソコンをご用意の上、お読みください。
※この記事は「【2024年最新】freee人事労務 初期設定(会社情報・役員登録)」の続きです。必要に応じてご参照ください。
「設定」→「就業規則」の欄にある、「勤務・賃金」を開きます。
今回扱うのは、労働時間や休日を設定し、給与や残業代を支払うための重要なパートです。
freee人事労務では、Excelやタイムカードでは管理しづらいフレックスタイム制、変形労働制といった多様な働き方に対応しています。
正しい給与計算を行うためには、正確な初期設定が必要です。ここで間違えると給与計算にミスが発生し、残業代の未払いといった従業員とのトラブルに発展することがあります。就業規則・賃金規定がある場合には、必ず手元に置いて入力をしましょう。
この記事では、例として「固定時間労働制」の会社に勤める「正社員」についての設定方法を解説します。その他の働き方や役職の設定方法については、別途ご相談ください。
1.「基本情報」
必須項目を、画像のように入力します。
2.休日
会社の働き方に合わせて設定しましょう。
3.休暇
デフォルトのままでOK
「時間休」は有給休暇を1時間単位で取得する制度です。会社と従業員との間で結ばれた労使協定がないと設定することができません。
続いて、以下の2項目を会社の働き方に合わせて変更しましょう。
- 「1日の所定労働時間」
- 「1か月の所定労働時間」計算式:365日-会社の年間休日÷12
※年度によって休日日数が変わる場合には、毎年更新しましょう。
その他の項目は、任意です。
入力が完了したら、ページ一番下の「保存」をクリックします。
このパートの設定は以上です。「従業員」→該当の正社員名→左の目次にて「給与情報」→「基本給と割増賃金」にて設定が反映されているか、確認しましょう。